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【現場レポート】協生農法7月便り

ソニーCSL若手研究員2人が土壌性質測定中

 耕作もせず、肥料も農薬も撒かず、多品種混栽、しかも畑の中にたくさんの果樹まで植えてしまうという協生農場。

 3年目を迎えていますが、それでもまだ、つい、通常の畑のように耕運機を掛け、肥料をやりたい衝動に駆られてしまいます。しかし少しづつ作物の定着が見られるようになってきているので、ここが峠なのかもしれません。

 この農法、信じ続ける覚悟が必要なのでしょう。今、一番大変なのは、酷暑の中の草刈りかな?

 7月22日、協生農法を研究しながら普及を努めるソニーCSLさんの若い研究員2人が来訪され、気温40度に迫る酷暑の中、種まき、苗植え、土壌のPH(酸性度)チェックなどをしてくださいました。危惧していたPHは“7”程度でほぼ中性ということで、畑の状況は以前よりずっと良くなっているとの評価でした。

 今年も50種類以上の種を播き苗を植えましが、そのほとんどが消え、なんとか実を付けた野菜は、ナス、トマト、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、インゲン、トウモロコシ(イノシシのエサになった)などです。根菜で採れたのはジャガイモくらいで、ダイコン、カブなどは全滅し、サツマイモは成長中。昨年植えたネギは生きていて、この農場に合う野菜の傾向がなんとなく見えてきたように思います。

 地主さんと周辺農家さんの了解が得られれば、この畑とは土壌条件の違う畑でも取り組んでみたいと考えています。難しい農法ですが楽しみも多いですね。(井田清)

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