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鳩山SATOYAMA写真展を開催

 

 10月8・9・10日の三日間、「人と自然が織りなす里山の風景と生きものたち」をテーマにした写真展が開催されました。

   今回の写真展には、200枚近い写真及び関連資料が展示されました。A会場では、石坂の森、熊井の森、高野倉ふれあい自然公園、宮山台、菱沼などの生きもの風景写真のほか、鳩山の星空写真、熊井城遺跡、国分寺瓦や幻の民芸品・熊井焼が展示。また、「鎌倉殿の13人」で注目の源義経の家人だった悲劇の坂東武者・亀井六郎と熊井太郎の錦絵も展示。B会場では、鳩山町での自然保護活動の紹介、熊井の森写真学校参加者の作品、夜のいきもの観察会(8月20日)に参加した子どもたちの作品、鳩山の今昔写真、動画「熊井の森」の上映と、豊かな里山での暮らしや様々な活動を紹介するパネルが展示されました。

   初日のオープニングでは、小峰孝雄町長の挨拶のあと、滑川町在住の地域連携アートコーディネーター小林三悠さんが琴、ジャンベなど色んな楽器で里山の風・水・沼等の風景を表現する演奏があり、来場者からは「自然の風景が目に浮かび、自然の息づかいを感じる素敵な演奏だった」との感想が寄せられました。

  二日目の午後2時、日本野鳥の会会長の上田恵介先生が「都会や人里で増えた鳥と減った鳥」をテーマに講演会。NHKラジオの人気番組「子ども科学電話相談室」鳥担当解説者ならではの優しい口調で、むやみに農薬などを使うことで、鳥のエサである生き物が少なくなり、鳥も少なくなっている現状を解説していただけました。上田先生が紹介された前会長の柳生博さんの言葉「確かな未来は懐かしい風景の中に有ります」が胸に迫りました。

  講演会の後、子どもたちは上田先生と一緒に鳥の巣箱を作り、当日、下熊井の地元の方から立派な栗の差し入れがあり、参加者にひと掴みずつのお土産にさせていただきました。

  ほかにも、ロードキル(交通事故)でなくなった野生動物たちの剥製が展示され、亀井地域ゆかりの歴史人物亀井六郎の名前が出ってくる「亀井小学校応援歌」が聴けたり、会場入り口に設置された里山の自然をモチーフしたジオラマに驚いたり、と盛り沢山の充実した楽しい写真展になったのではないでしょうか。

入口のジオラマ(熊井の周辺でいただいた植物)
「熊井の森」動画上映
熊井の森の自然
「熊井の森写真学校」講師と受講者たちの作品、夜のいきもの観察作品
鳩山の星空と景観樹木
小峰町長ご挨拶の様子
小林三悠さんご演奏の様子
上田恵介先生講演会の様子
子どもたちと上田先生一緒に巣箱を作る様子
鳩山ゆかりの歴史人物錦絵
鳩山の今昔写真
来場者たち
各団体の活動報告展示
主催者NPO法人はとやま環境フォーラムの活動展示

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