★環境省特定植物群落指定の「モミ群落」があり、絶滅危惧種が多数生息し、生物多様性に優れた“生物多様性ホットスポット”とも呼べる里山です。
「生物多様性ホットスポット」は、一般に、生物多様性が高く絶滅危惧種 (レッドリスト掲載種)が多い地域を指し、保全の優先度を決める指標になるものです。日本国内では、島嶼、高山、奥山などと並んで、平地から丘陵地の農地や二次林周辺のいわゆる里地里山地域では、絶滅危惧種が多く、生物多様性ホットスポットとして重要と考えられています。(大阪府発行「大阪の生物多様性ホットスポット―多様な生き物たちに会える場所―」より)
(公財)日本生態系協会の「関東・水と緑のネットワーク」選定地です。
(公財)日本自然保護協会・(公財)日本野鳥の会・(公財)世界自然保護基金ジャパンの三団体が、埼玉県知事、鳩山町町長に、森林地に太陽光発電所事業地にしないよう、また熊井の森の希少種生物保護をはかるように、要望書が提出されています。
(公社)日本ナショナル・トラスト協会によるトラスト地として2019年にNPOはとやま環境フォーラムに助成が開始されています。