12月7日（日）午前9時、トラスト1号地の野鳥観察舎前の空き地に集合してください。埼玉県みどりの活動支援補助金事業として、トラスト1・2号地および隣接する山林（町有地）の下草刈りを行います。
野鳥の営巣時期が終わり、久々の雑木林での下草刈りですが、今度は“クマ騒ぎ”です。11月15日、午後6時過ぎに、熊井の森の東山沼から県道４１号線を反対側に横切る“クマ”らしきもの（体長1.2ｍほど）を通行中の運転手が目撃したとの通報が警察にあったそうです。熊井地区での目撃情報はこれで2件目。地元猟友会は現場確認をした結果、「なにかの見間違いではないか」とのことで確認できていませんが、鳩山町はHPで注意を促しています。
地名が「熊井」ですが、特にクマがいたという話は地元の方も聞いたことがないとか。獣害対策の根本的解決は里山保全のあり方とも関わり、下草刈りをして緩衝地帯を作り、動物と人との棲み分けをまず図るべきべきでしょう。獣害はまさに里山ならではの課題です。
当団体の対応としては、埼玉県農林部森づくり課からの注意喚起内容を踏まえ、山に入るときはクマ鈴やラジオなどで音を出しながら、クマよけスプレーを携帯し、朝夕のクマの活発な時間帯は避け、昼間の明るい時に、複数人で周りに注意しながらできるだけ短かく作業をすることで安全を図りたいと思います。