当団体はNPO法人認定を受けた2008年より、鳩山町のゴルフ場1カ所で年1回、農薬成分流出の有無と程度を測る自主環境モニタリングを行ってきています。これまで18年間の調査結果から、散布計画にはなかった農薬が散布されていたことや発がん性の疑いの濃い農薬の微量流出を指摘したりして、ゴルフ場散布農薬管理の行政指導に寄与してきました。
こうした市民レベルでの自主的なゴルフ場農薬モニタリングとしては全国でも例のない活動を続けてこられたのは、毎月第1日曜日に実施している資源回収に毎月50人近くの方々に黙々と協力していただいているおかげです。当初は資源回収の収益金だけでモニタリング費用(約8万円)が賄えましたが、古紙回収業者が有料回収をやめて以降は、武州・入間川プロジェクト活動助成金で補填し、継続してきました。
現在は、鳩山町環境保全条例に基づき、ゴルフ場事業者のモニタリンのダブルチェックが可能になっており、分析データの妥当性を判断する検量線データを含め、情報公開でモニタリング結果等を入手できます。
昨年11月11日に採水したゴルフ場排水路でのサンプリングは、いずれも殺菌剤でクロロタロニル、メタラキシル、ジフェノコナゾール共に「0.001mg/L未満」でした。自然環境の保全のためには、自然・生活環境が有害な化学物資で汚染されていないことが必須条件です。これからも可能な限り、環境モニタリングは続けていこうと思います。皆様のご協力をお願いいたします。
当団体発行「鳩山町町内ゴルフ場での農薬使用状況報告書」(1999年度~2023年度)の小冊子をご希望の方はご一報ください。